basstank管理人からのお知らせと、近況報告をさせて頂きます。
まず、最近よく皆様から頂けるようになったご自身の「自作ルアー」、本当にありがとうございます。今後も投稿をお待ちしておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。
また、私もこれに刺激を受けて、ルアービルダーとしてさらに様々なジャンルに挑戦し、釣り同様にハンドメイドを楽しみたいと思っています。


上の画像は、以前から手掛けているシャロークランク(銀鮒-GINBUNA)で、皆様から大変好評を頂きました。今ではアメリカなど海外のフィールドでも活躍してくれています。本当にありがとうございます。
そして来春には、ビッグペンシルとビッグミノーをAzciaからそれぞれリリース予定です。
GINBUNAの追加生産とともに、その折にはまたご報告させて頂きます。
さて、周囲の人から頻繁に「バス釣り辞めた!?」と怪訝な顔で聞かれます。そこで私はいつも「修行しています」と答えています。
サイトの更新が滞っているだけで、釣りは止めていません。もちろん、バス釣りもビルダーも止めていません。今も、今週の荒れ模様を恨み、ついブログ投稿に手が伸びたところです。
実はこの2年間、自身の釣りライフをもっと広げようと、その主戦場を「ソルト」や「管釣り」においてきました。バスフィッシングから少し距離を置いて、いろいろなジャンルの釣りを知ろうと…。すると、そのどれもがバスフィッシング同様にいつまでも極めることのできない、とても深い世界をそれぞれ持っていたのです。…今まで以上に、釣りは面白いと感じました。
100ポンドや200ポンド以上のリーダーを組む世界から、かたや1ポンド2ポンドのラインを操る世界。
ブラックバスのみを対象とした世界からは、想像もできないほど広く面白い「釣り」が存在しています。
それらを学び極めようとすることで、自身の釣り感も驚くほど研鑽されました。バス釣りに還元できる知識や経験も多く得ることができました。
またその分、バス釣りの世界を少し離れたところから客観的に考えることができるようになりました。
もちろん、バス釣りも最高に面白く、楽しい、深い世界を持った釣りということは変わりません。
まず、バス釣りは究極のゲーム性がある釣りだなと感じています。ブラックバスほど多種多様なアプローチで迫る魚種はいません。
バスを仕留めるには、どの釣りにもないほど多くの戦略と技術、経験が必要です。そこが最も重要な要素であり、人々がバス釣りに情熱を傾ける最大のポイントでしょう。
私は、バス釣りは「釣り」というジャンルの中において、「ゲーム性の高さ」については一番だと思っています。
ただし、バス釣りは釣り自体に関して浮かび上がる問題が最も多く、特に「釣り場」については、どのアングラーも真剣に考えるべきだと思います。
それは、バス釣りを応援、推奨する環境が日本には極めて少なく、釣り人自体もありがたく思われていないという現状があります。これは、アングラー一人ひとりが配慮すべきこともあるでしょうし、法整備等の行政的な処置を必要とするかもしれません。
現状のままでは、日本のバス釣りの衰退は目に見えています。近年のブラックバスに関する市場規模の衰退がその現状をよく表しています。
生態系や漁業への影響、釣り場の周辺住民への配慮、観光産業としての期待など、環境も釣り人も外来種の「ブラックバス」も、上手く繁栄できるように今考えなければ…
っと、近況報告からはかなり脱線してしまいましたが(^^!)
とにかく、釣りはいろいろなことを挑戦しています。
この冬の目標としては、バス釣りも冬の岸釣りを楽しみながら、日本海の寒ブリこと「神ブリ」を楽しみたいと思います。
皆様もどうか体調に気を付けて、素晴らしい冬の釣りを楽しんでください。